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ダニの知識

チャタテムシの駆除方法は?安全なおすすめの駆除法をご紹介

「懐かしい本を開いたら、薄茶色っぽい小さな虫がはってる…」
こんな経験はありませんか?

もしかしてダニ!? シロアリ? そんな風に思う人もいるのではないでしょうか。

この正体は『チャタテムシ(茶立虫)』です。

家に発生しやすい とても身近な害虫です。そして、身体にも影響がでてくることがあるので対策が必要です!

なぜかと言うと、このチャタテムシは人を刺すツメダニのエサになるんです。

なので、大量発生させたら気持ち悪いだけではなく、健康被害もでてきます。そんなことにならないように駆除や予防をしましょう!

この記事ではチャタテムシの予防方法や安全な駆除方法を紹介します。

この記事を読むとわかること
  • チャタテムシの生態や健康被害について
  • チャタテムシの予防対策が必要な場所
  • チャタテムシの安全な駆除方法

チャタテムシっていったいどんな虫?生態を簡単解説

東京動物園協会が運営する「東京ズーネット」がこんな興味深いアンケートをTwitterでしていました。


約2,800人の回答を見ると半数近くは知らない。名前だけ知ってる程度を入れたら80%以上という結果でした。

身近な虫ですが意外にも認識度が低いことがわかります。実は発生していても気づいていない人が多いかもしれませんね。まずは、チャタテムシがどんな虫なのか簡単に解説します。

チャタテムシの種類と由来

チャタテムシは漢字で「茶立虫」と書きます。障子にとまり、頭を振るわせ独特な音を出します。それがお茶を立てる音に似ているからチャタテムシと呼ばれています。

また、「小豆洗い」という別名もあります。小豆を洗うような音をたてる妖怪です。この音とも似ていると言われています。つまり、耳障りな音をたてる虫ということですね。

チャタテムシは羽根のある(有翅)と羽根のない(無翅)に分けられます。主に家の中にいるのは無翅タイプのチャタテムシです。

チャタテムシ画像

引用元:アース製薬

大きさ体長1~2.0mm
色や特徴淡褐色で頭が大きめ
成長と寿命卵から1、2週間で孵化。成虫になるまで約20日
寿命は約5~6ヶ月。1日1~2個産卵。

ダニの大きさが約0.3~0.8mmなので、チャタテムシの方が大きく見つけやすいですね。卵を毎日産み、約2週間で孵化するので成虫を退治した後も予防が必要となります。

チャタテムシの発生しやすい時期は?温度と湿度の関係

チャタテムシが発生しやすい環境・条件を知ることが予防に繋がります。

温度の条件24~29℃を好む
湿度の条件75%以上を好む
光の条件薄暗い場所が好き

高温多湿の時期梅雨~秋にかけて多く発生します。

この条件はカビと同じです。つまり、カビが多く発生する場所にチャタテムシも発生します。それはチャタテムシがカビをエサとするからです。

湿度50%以下であればカビが発生しません。

約60℃以上の高温で卵も成虫も死滅します。

え!? こんなとこにも?チャタテムシのエサと意外な発生場所

チャタテムシはカビ以外にもたくさんのエサがあります。

チャタテムシのエサとなるもの

カビ、古本、壁紙、畳、障子、段ボール、穀類、乾麺、かつおぶし、お菓子、埃、フケや垢

これって、とても身近なものばかりですよね。暗く高温多湿、カビ・エサがある場所がチャタテムシが発生する場所です。

チャタテムシが発生しやすい場所はココ!
  • キッチン(食器棚・米びつ・粉類等)
  • 本棚(古本・ノート)、新聞
  • タンス(衣類)、下駄箱(靴)
  • 布団・枕(押し入れ・クローゼット)
  • 水回り(洗面所シンク下・トイレ・お風呂)
  • 家全般(畳・壁・窓枠の結露・障子)
  • 空調(エアコン)、ほこり、人のフケや垢

他にも意外な場所があるんです。それはパソコンやスマホです。画面は熱を持ち、手で触る場所には湿気があります。だから、チャタテムシが好む場所でもあるんです。

ここが怖い!チャタテムシの健康被害について

チャタテムシは刺したりせず、毒もありません。なので、数匹であれば そこまで神経質にならなくても いい気がしますよね。でも、大量発生は気持ち悪く、健康被害に繋がることがあります。

チャタテムシがぜんそくやアレルギーの原因になる?

最近、チャタテムシがアトピー型喘息のアレルゲンとなっていることがわかりました。また、チャタテムシが大量発生した粉類を食べてアレルギー発症の事例もあます。

ダニ・カビ・ハウスダストにアレルギーの心配がある人は、チャタテムシ対策もしっかりとした方が安心です。

引用元:エフシージー総合研究所 暮らしの科学部・企画開発部(フジテレビ商品研究所)

チャタテムシの二次被害!ツメダニに注意

実はチャタテムシとダニには密接な関係があります。それはツメダニのエサとなります。ツメダニは人を刺すダニで しつこい痒みが続きます。

大量にチャタテムシが発生したら、ツメダニもおびきよせることになるんです。そして、ダニもアレルギーやアトピーの原因となります。

チャタテムシの予防方法

チャタテムシの好む環境条件を作らないことが大切です。そのための予防方法を考えてみましょう。

掃除・喚起・天日干し

チャタテムシが一番好きなエサはカビです。湿気・カビ対策が必須です。

窓を開けて、少しでも風通しを良くし、天気の良い日は光を入れます。そして、掃除を心がけることが大切です。

掃除機は排気口からさらに拡散することがあるので、コロコロなどがおススメです。フローリング用のコロコロも販売されていますよ。

本の収納時や衣替えの時期に、一度天日干しして乾燥させてから収納するのもカビ防止となります。黒い袋の中に入れて干すと、より効果が期待できます。

粉類はこぼれたままにせず、密閉容器に入れて保存するようにしましょう。

特に梅雨時は除湿器、除湿剤を使ったり乾燥を意識しましょう。また、冬でも窓枠の結露には注意しましょう。とにかく、カビを発生させないことが大事です。

新築だって危険?段ボールの放置に要注意!

引っ越しの時のままの段ボール箱はありませんか?段ボール箱を暗い場所に積んだままにしていませんか?

これ危険です! 段ボールは湿気を吸収しやすいので、押し入れや納戸の収納に利用するのは避けましょう。古本を段ボール箱に入れて納戸に放置。開けた時に大量発生なんてことになったら怖いですよ。

アルコール(エタノール)で予防できる?

チャタテムシやカビには、アルコール消毒が効果的です。スプレータイプであれば吹きかけるだけ、揮発するので拭き取る必要もなく簡単です。

薬局に行くと「無水エタノール」「消毒用エタノール」があって、どっちを選べばいいの?と迷ったことがありませんか?

どちらもアルコールで濃度が違います。無水エタノールが蒸発しやすく、消毒用エタノールは水分を含み とどまることで効果が長く続きます。また、エアゾールは噴射タイプのスプレー缶です。

無水エタノール99.5%
消毒用エタノール76.9~81.4%

参考元:健栄製薬 無水エタノールと消毒用エタノール、どこが違うの?

キッチンや食品がある場所で使う場合は、殺虫成分の入っていないアルコール消毒剤、除菌剤が使いやすく、食品由来の成分であれば口に入っても安心です。

引用元:楽天

スプレータイプのアルコール除菌剤は手軽に使えてインフルエンザやO157対策にもなります。

チャタテムシは市販の防虫剤で駆除・対策できる?

予防方法を紹介してきましたが、もし、チャタテムシが発生してしまった場合、手っ取り早く駆除したいですよね。その場合は殺虫剤・防虫剤が選択肢となります。

くん煙殺虫剤って赤ちゃんやペットがいても大丈夫?

チャタテムシが好む場所は家の中でたくさんあります。まとめて駆除したい場合、「バルサン」「アースレッド」などの くん煙殺虫剤を使うと便利です。

ただし、薬剤が付着してほしくない物の移動や準備は必要です。赤ちゃんやペットが触れるものは別の部屋に移動させた方が安心です。

卵には効果がありません。孵化した2週間後ぐらいに再度行うとよいでしょう。

安心の天然成分に注目!ハーブ・アロマに効果はあるの?

赤ちゃんやペットがいる。口に入るものがある場所に燻煙殺虫剤はちょっと…という方はハーブやアロマなどを試してもいいかもしれません。

虫が苦手なハーブの香りを利用した製品があります。例えば、「虫コナーズ キッチン用天然ハーブの虫よけ」はレモンユーカリの成分と緑茶配合でチャタテムシにも対応しています。これなら食品にも安心して使えますね。

引用元:KINCHO

チャタテムシを業者で駆除してもらう方法は?料金は?

すでに大量発生していて、駆除には時間と労力がかかる。そんなの無理!という場合には業者に相談してみましょう。

害虫駆除の専門業者となります。担当エリアであるか、チャタテムシ対応かどうか、また法人のみ対応の業者もあるので問い合わせをしてみましょう。

料金は場所の広さや状況により変わってきます。無料で相談・見積・現地調査ができる業者もあるので、問い合わせ時にアフターフォローも含めて確認しましょう。

1社ではなく、見積もりをいくつか取って比較するといいですね。

まとめ

ここまで、チャタテムシの生態や予防・駆除方法を説明してきました。

ダニやシロアリほどの被害は知られていませんが、チャタテムシが大量発生している環境は、決して身体に良い環境ではないことがわかりました。

チャタテムシの駆除や予防をすることは、カビやダニ対策にも繋がります!!

家族が安心して暮らせるように予防していくことが大切です。